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ヒヤリ・ハット/事故事例 集
詰め所へ移動中、床端部と床エキスパンションジョイントとの隙間の養生がプラダンでされており、踏み抜いて足を負傷。

状況
被災者は、資材移動作業終了後、15時の休憩の為詰め所へ移動していた。作業場側の床端部と渡り廊下の床エキスパンションジョイントとの隙間(250mm)の養生がプラダンでされていた為、踏み抜いてしまい左下ももを被災した。
原因
・隙間に対する養生をプラダンで行っていた。
・作業担当者は通路上の開口を、雨養生としてプラダンで行い、「キケン」と書いた。そこを作業員が踏み抜くかもしれないという認識が無かった。
・作業通路上の開口部に対する養生が不適切であった。
対策
・隙間がある部分に対して、巡視、確認を行い、隙間に足を落とす危険性がある部分を洗い出し養生を実施する。
・床開口部には強度のある材料を使用し、特に人が行くような場所を落とし穴状態にしてはいけない事を認識する。
・作業通路上の開口部について、強度のある材料で開口養生を実施する。
コメント
今回のケースは、被災者というよりは養生を行った作業員に対する対策ですね。特に通路となる個所の養生などは、第三者の被災を想定に入れて行いましょう。

新築現場
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怪我(第3者)
1名
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