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ヒヤリ・ハット/事故事例 集

外壁洗浄の手元作業にて、塩酸が皮膚に付着。放置していたら炎症を起こしてしまった。

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状況

マンション大規模修繕工事における外壁洗浄の手元作業にて、水で薄めた塩酸を外壁に塗布していたところ、着用していたゴム手袋の隙間から塩酸が入り込む。被災者はその時点で職長に報告をせず、水で洗い流すなどの措置も行っていなかった。その為作業終了後には炎症状態となってしまっていた。

原因

・被災者は事前に薬品に対する注意を聞いていたものの、薬品が皮膚に付着後の措置を行っていなかった事。
​・担当者への報連相が行われていなかった事。

対策

・ゴム手袋の手首部分に輪ゴムを巻くなどして、万が一にも薬品が侵入してこない様にしておく。
・皮膚に薬品が付着した際には、その時点で作業責任者などに報告をして、流水にて洗い流すなどの措置を迅速に行う。
​・KY、報連相の徹底。

コメント

​薄めた状態の薬品でも、皮膚に付着して、長時間そのままにしていると炎症などを起こしてしまう為、どんな弱い薬品であっても皮膚に付着してしまった際には必ず報告の上、対処をしましょう。また、そうならない様にする対処法も大事です。
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改修現場
外壁洗浄作業
2名
怪我
1名
30代

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